
島根県江津市
江津ウィンドパワー
【風力発電】
真っ青な日本海、その砂浜に立ち並ぶ真っ白な風車。思わず歓声をあげてしまうこの美しい光景は、島根県石見地方江津市。「江津ウィンドパワー」は、高さ80mの柱、回転時に直径約82mになるブレードを持つ、11基の風車で発電を行っています。発電量は一般家庭約12,000軒分。年間で平均すると、江津市全体の電気を自給できる量です。

真っ青な日本海、その砂浜に立ち並ぶ真っ白な風車。思わず歓声をあげてしまうこの美しい光景は、島根県石見地方江津市。「江津ウィンドパワー」は、高さ80mの柱、回転時に直径約82mになるブレードを持つ、11基の風車で発電を行っています。発電量は一般家庭約12,000軒分。年間で平均すると、江津市全体の電気を自給できる量です。
風力発電は法規制が非常に厳しく、さらに莫大なコストがかかるため、現在ほとんどが大手の事業者によって運営されています。つまり地方の風資源の利益を都市部の人たちが持っていってしまう「エネルギー植民地」の状態になりがちです。

江津ウィンドパワーは代表の矢口さん、娘の裕美さんを含む社員数名で運営している、全国でもめずらしい風力発電事業者。「ピンチはいくらでもあった」けれど、持ち前の好奇心と周囲の人たちのおかげで「空中ブランコのように次のチャンスをつかむことができた」そうです。
風力発電は法規制が非常に厳しく、さらに莫大なコストがかかるため、現在ほとんどが大手の事業者によって運営されています。つまり地方の風資源の利益を都市部の人たちが持っていってしまう「エネルギー植民地」の状態になりがちです。江津ウィンドパワーは代表の矢口さん、娘の裕美さんを含む社員数名で運営している、全国でもめずらしい風力発電事業者。「ピンチはいくらでもあった」けれど、持ち前の好奇心と周囲の人たちのおかげで「空中ブランコのように次のチャンスをつかむことができた」そうです。

矢口さんは東京生まれ、東京育ち。鉄鋼関係の会社に勤めていましたが、奥さまの実家が島根県浜田市だった縁でこの土地にIターンされたそう。見たことがないほどきれいな海と山に感銘を受け、「この景色を子どもたちに残したい」と環境問題に関心を持つようになり、それが風力発電につながったといいます。

矢口さんは東京生まれ、東京育ち。鉄鋼関係の会社に勤めていましたが、奥さまの実家が島根県浜田市だった縁でこの土地にIターンされたそう。見たことがないほどきれいな海と山に感銘を受け、「この景色を子どもたちに残したい」と環境問題に関心を持つようになり、それが風力発電につながったといいます。
昨年末には太陽光発電もスタート。今後は放置されている山の木を活用して木質バイオマス発電にも取り組みたいとのこと。「私は子どもが大好きなんですよ。」と裕美さんのとなりで相好をくずす矢口さん。

自然を守りながら、発電の事業化によって停滞する地元経済を活性化し、この土地を子どもたちに誇れる地域にしていきたい。父としての想いが、島根の地に新しい風を起こしています。
昨年末には太陽光発電もスタート。今後は放置されている山の木を活用して木質バイオマス発電にも取り組みたいとのこと。「私は子どもが大好きなんですよ。」と裕美さんのとなりで相好をくずす矢口さん。自然を守りながら、発電の事業化によって停滞する地元経済を活性化し、この土地を子どもたちに誇れる地域にしていきたい。父としての想いが、島根の地に新しい風を起こしています。

あなたが再生可能エネルギーを「えらぶ」ことは、深く透き通る海や、多様な生きものが暮らす山を子どもたちに残すことでもあります。地球のために、地域のために、電力自由化でクリーンな電気をえらぼう。溶けちゃうと、困るから!

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