あなたの知らないベン&ジェリーズ
もしあなたがアメリカ・バーモントのベン&ジェリーズ本社を訪れたら、スタッフが毛のふさふさした愛犬と一緒に出社している光景に驚くかもしれません。ベン&ジェリーズにはこんな風に、ふつうとはちょっと違う、おもしろいことがいろいろあります。もしかしたら少しは聞いたことがあるかもしれないけど、まだまだ知らないこともあるはず!きっとスクープショップで大好きなアイスを食べながら、友だちに話したくなりますよ。
1. ベンとジェリーは学生時代からの友だち
ベンとジェリーの出会いは中学1年生の時。体育の授業で校庭を走っている時、いえ、ほとんど歩いている時に出会いました。2人はクラスの中でも、一番足が遅かったのです。
2. ベン&ジェリーズの…ベーグル?
じつはベン&ジェリーズはもう少しでベーグル会社になるところでした。私たちにとって幸いなことに、ベーグルを作る設備が高額すぎて買えなかったので、ベンとジェリーはアイスクリームを作ることにしたのです。
3. ワッフルコーンの小さな四角は全部で259個!
最初はもっと少なかったのですが、アイスクリームやチャンク、スワールがすべり落ちてしまわないよう、小さな四角を増やして表面をでこぼこにしました。
4. フレーバーの墓場
バーモント州、ウォーターベリーにある工場には、残念ながら人気の出なかったフレーバーたちが安らかに眠っている墓場があります。今までに300種類以上のフレーバーが埋葬されました。満月の夜になると時々、墓場からフレーバーがよみがえってくることがあります。その味は、恐ろしいほどおいしいんだとか……
5. 個性あふれるスクープショップ
たとえばブラジル・サンパウロにあるスクープショップには、無料で利用できる図書館が併設されています。ニューポート、バニスターズ・ワーフのスクープショップは、なんと海の上にあります。
6. 自分たちの信じる道を
地球の温暖化問題、結婚の平等に関する問題、子どもたちのための活動、どれについても、私たちは恐れることなく、進歩的な価値観を表明しつづけます。
7. ソーセージのおかげ
「コアサンデー」の「コア」を作る技術は、なんとドイツのソーセージを作る機械を参考に開発されました。ソーセージに感謝!
8. はじまりはガソリンスタンド
ベン&ジェリーズの最初のお店は、アメリカ・バーモント州、バーリントンのガソリンスタンドの跡地にありました。スタンドを改装した一角で、野菜を売る地元の農家とスペースをシェアしていました。今ではもう、そこは駐車場になってしまいましたが、歴史的な場所として記念板が残されています。
9. まさかのバニラ!
ベン&ジェリーズといえば、ゴロゴロしたチャンクと、ユニークで楽しいフレーバー。でもじつは、ベンとジェリーが一番最初に作ったフレーバーは「バニラ」でした。彼らがすぐにチャンクやスワールを混ぜはじめてくれてよかった!
10. 空飛ぶチェリーガルシア
まさか、アイスが空を飛ぶなんて。ワッフルコーン入りチェリーガルシアの熱気球は、10階建てのビルの高さ。スクープに換算すると、なんと1170万回分!