ベン&ジェリーズのファッジーなブラウニーはすべてグレイストン ベーカリーで作られています。グレイストンでは、ブラウニーを作ることがコミュニティを育てることにつながっています。これはダレンの物語です。
さらに詳しく - 素晴らしいブラウニーが素晴らしいコミュニティを作る:ダレンの紹介 さらに詳しく職種:
見習い
グレイストンでの勤務歴:
2日
ラモントの話:
刑務所から戻ってくると、いつでも職探しをするんですが、雇ってもらえることはありませんでした。僕は仕事には真面目だし、職歴だって悪くない。でも問題は前科なんです。いつでも身元調査をされて落ちるんです。ユニオンスクエアで客商売の仕事についたこともあります。雇われて3日目になって身元調査をされて、それで職場からはずされました。これで、すべてが行き止まりになってしまうんです。
だから、ともかくなんとか踏みとどまって、希望を失わないようにするのに精一杯でした。いいときも悪いときもあったけれど。僕は結婚しました。僕は夫になり、妻には欲しいものがある。僕は妻が望むような夫にはなれなかった。それはつらいことでした。自分が本当の男であるっていう気持ちがもてなかったんです。僕は6年間無職でした。うそはつきません。あきらめたんです。仕事につくためにあらゆることをしました。でもディオン・ドリューのビデオを観て、元気付けられたんです。彼はエネルギーをくれました。やればできるんだ、という思いでした。そして、やったんです。"ここにきて、登録しました。
この仕事についたことで、肩の重荷がおりました。家に帰って、車からおりて、近所を歩いて、お店に行って。ユニフォームさえ脱ぎません。とにかくハッピーだから。どうやって説明したらいいかわからないけど。毎朝5時に起きて、ブロンクスから通っています。キャンパスに6時か6時半に来ることもあって、ただまわりを見て回ります。草のにおいを感じて、仕事に来てるんだと思うだけで、いい気分になれるのです。僕は、このチャンスを絶対逃がしません。
無職の人がほかにもいるのを知っています。グレイストンを知ったので、そういう人たちに教えてあげようと思います。そういう人たちを車に乗せてここに連れてきて、求職に登録させようとすら思ってます。ほんとうにそれも可能だと思ってます。ポジティブなことに耳をかさない人はたくさんいます。酒を飲んで、マリファナを吸うやつの言うことはきくのに、ポジティブなことはきかないんです。でも、そういう人たちにこそポジティブなメッセージを届けて教えてあげたいんです。僕が力になる。"僕のことを全然知らないディオンが僕を救ってくれたから。